ほたる「そういえばまゆり、いつからうちらの正体知ってるんだっけ?」
まゆり「へ?いつって言うか〜〜なんでそんなこと聞くのっ、まゆりこそ何時知ったのか知りたいよ」
そんなわけで、当たり前にまゆりの周りにはセーラー戦士なみなさんがおったのだそうだ。
ほ「でもさ、家の中ではのかっこじゃいないよなぁ」
ま「てかさ、いたら邪魔じゃない?;」
ついでにそんな家庭環境なのでありがたみもなにもないまゆりさんでした;
ほ「そんなに邪魔かね?」
ま「邪魔だよ。ほっちゃんとかせっちゃん、長いもの持ってるし。普段役立たないし」
本気で家庭にごろごろいると、こんなことになるのか?;そんな感じ。
ほ「いや、布団くらいたたけるぞ〜」
ま「やだ。そんな物騒きわまりない物で叩かないで。お布団に穴あきそう」
ほ「もうちょっと尊敬してくれても良いんじゃない?;」
ま「だって、ほたるちゃんおうちでだらだらさんだよ?まゆりにはど〜したって尊敬出来ない」
そういうもんか?と思ったほたる
でもだからといって、てきぱきやるのがセーラー戦士か?…………なにかが違う;
ま「あ、でもねママのは役に立つ!」
ほ「そ、そう?」
ま「うん。ほたるちゃんのってなんの役にも立たないけど、ママのは鏡として使えるし。便利だよ、色々見えて(^^)」
ほ「そうっすか。でもさ、それ普通の人には普通の鏡以上には使えないんだぞ;」
ま「へ?そうなの?私、小さい頃から普通に使ってたよ?」
ほ「それはあんたがみちるちゃんの子だから(みちるの能力も引き継いでいるので)視えるだけだよ。私じゃつかえん」
ま「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜そうだったのぉ???」
ほ「ちなみに、パパのもまゆりは持てんじゃろ?」
ま「うん、あれも普段使い道ないけど、綺麗だから借りてみた」
ほ「………………借りてなにしたん?;」
ま「なにも?なんかしてみていいかって聞いたら、困ってた」
ほ「そらそうだ;」
ま「でも、きらきらで綺麗だよね〜(^^)」
ほ「そ、そうね」
さすがに娘である、ナチュラルに馴染んでます;なにもかも;
ま「そういえばね、ママって普段へにょへにょじゃない?でも、お仕事の時はかっこいいよね?」
ほ「まぁね。神経の流れが切り替わるらしいね」
ま「パパもだよね?」
は「そうだね;」
それ以前に、見た目があれでもいいのか?と思わないではないんだが、それはまゆりにはどうでもいいらしい。
この辺は、さすがにみちるの娘らしく大雑把なまゆりである。
が、
ま「でも、私いつも思うのぉ。パパがあぁなら、なんでかなたくんはあぁにはならないの?それともなるの?」
理解力の高さが、時々裏目に出たりもします;
ほ「………………………笑っていい?」
ま「え?」
ほ「なんか激しくおかしくってさ〜」
ほたる、しばらく爆笑の渦。
ほ「本人にいったら、きっとすっこけるから言うんじゃないよ〜(*`▽´*);」
ま「そ、そう?」
ほ「ついでにせっちゃんに言ったら、私より笑うかもよ〜」
ま「え〜〜〜そんなことになるかなぁ?」
は「さぁ〜でも、きっと笑うとは思うけど」
大体、はるかならそんなには見た目に変わらないのだが、かなたは前世とあまりにも外見が違うのだ。
今からあれになるというのは、ちょっと想像がしにくいのだ。
ま「あ、でもね」
ほ「うん?」
ま「ママもパパもせっちゃんも、お仕事モードの時はかっこいいと思います〜」
ほ「ちょっと待て。あたしは含めんのか?;」
ま「うん」
ほ「なんだよそれは〜」
ま「だって、ほたるちゃんはいっつもかっこいいから〜(^^)」
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