「Estrellitaであれこれ」


まだあったんですか?あったんですよ、多少; ……か??




でも、せつなとかなたの話を中心に補足したかっただけなので、まぁお読みになりたい方だけどうぞ。

あ、はるかやみちるの話も多数;






う〜んと、とりあえず、無事に終わりました……のつもりですけどどうでしょうか?

どうも当初、なんでそんなに「せつなやかなたが出張るの?」とみなさん思われたんじゃないかなぁ〜って思ったんだけど、
でも、それって私の中では必然、だったんだよね。






そういえば


ついでだし、多分書く機会もないので、せめてこの場でお話してみようかな


徒然と赴くままに




昨日お食事などしながらあれ?そういえば自分これは言ったことなかったろうか?と、思ったりしたことがいくつかあったんですけ
どね……



なんだろう?とりあえずまずあれを書きながら思ったのってあれは「複雑なまゆりの事情」が分って欲しい、とかいうのもある
んですけど、書いていると私には「せつなの複雑さ」まで抱え込んだ気分でした。

勿論、はるかもみちるもかなたもみんな複雑な事情を抱えているのがうちなのですが、永遠に・生きている限り今生では消えな
いのがせつな、かなぁ〜っと思ったりはします。



と、そんなせつなの場合、素性がまずとても複雑。

元々は普通の冥王家長女。
ただ普通の子供とは違い、段違いに頭の良い子。
年が上だけど家庭環境が違っていれば、おそらく一番亜美ちゃんに近いんじゃ?とかたまに思うんですが、そこはそれ、長年の
海外生活と、母親の華さんの超猫かわいがり生活と、なんと言っても亜美ちゃんと違って両親きっちり仲良く生活している環境
(&両親の頭は至って平凡、家庭は輸入業と全然せつなの先々とは無縁)ですから、
「これをしなさい」
「こうしなさい」
と、言われれば、素直に親の言うことを聞く、幼少時代はきっとおとなしくて引っ込み思案系の子供だったと思うのですよ。
それが、まぁ華さんも良く言っているけど、海外行ったらそれでは渡れないので、なんとなくそうでもなくなってきて、自分と同じ
頭のレベルの人間の中にはまったら、結構普通のお嬢さんになってきたぞ、みたいな……それがおそらく、せつなの人生の最
初の20年の出来事です。




それがでも、人生最高の時間、かもしれません……

でせつな自身も、それで自分の人生のあっちとこっちがあるんだな、とどこか納得しているんだけど、その20年くらいの間に、最
高の所までの学業を修得して、きっちり仕事もして、(私の中では)そこにきっちり恋愛とかなんとかもあって、うちで唯一、実家を
離れたところでごく一般的に言うところの「結婚予備生活」みたいなもんまでしてた人、それがせつななわけなのですよ。
(かなたは、一応実家はきっちり出たことないし、はるかやみちるはまた全部が特殊なのでちょっと一般的ではないので論外とし
ます;)

だから、せつなってうちで唯一、学校もきちんと卒業した。(あとのメンバーだらだらだった;)
きちんと、堅い職業にも就いていた。(これもはるかやみちるとは違う;かなたは、まぁそうか。))
とりあえず、結婚のまねごとと離婚のまねごともしてみたよ。(別に、切った張ったとか戸籍に傷はないんだけど;多分意識して
そうだったのはせつな位)



唯一し残したのは子供作らなかったことだけ。

そしてこれ、時々ふらっと「20歳までにうんどきゃよかったね」と思ったりします……(私が;思うんだけどね;)
華ちゃんはあぁいう親なので「さっさと結婚して、さっさと離婚して、子供だけ連れて帰ってきてというタイプの親
なので、例えばそこに子供がいても、そんなに問題はない人です。(男はきっといらないというので、かなたはかなり、珍しいの
ですよ;)


と、そういう前歴の元、せつなは人生全力疾走したあとで覚醒をします。


でも、そこで人生リセットです。

インストール完了したOSがどっか不具合なので、再起動してみました。

保存されたデータは残るけれど、状態は変る………あれ?さっきまで使えなかった機能が使えるや〜ホームエディションがオフ
ィース用になった感じか?;

とか言う奴です。





さて、話は(それを踏まえて)本編に戻るです。



誰も、あまりそういう風には取らなかったと思う部分で少し自分で言いたいことを書こうと思います。



まゆりが、生まれる前のお話。



まゆりが生まれる前って、まゆりも別に急に生まれた分けじゃないので、過程としてはまぁ一応表面的には普通の子供なわけ
ですよね。
どっかから急に沸いて出てきたわけでも;どっかから急に飛んで出てきたとか、ましてや拾ったとかでは無くって;
きちんと普通に産まれてるのね;はぁ


ただ、どう考えても誰との子かがはっきしてても、なのにどうにも常識的には「どうしたもんだ?」状態です;

(私も、みちるもその辺すごく冷静なのですよ。)

でも、いつまでも気付かない物でもいつまでも放置出来る物でもないので、「産むか」「産まないか」まずその選択を女の側って
考えると思うんですけど、普通にみちる、「産まない」ということに頭が働かなかった人です。

なんだろうなぁ、これはどこかで書くべきかかかずにオブラートに包んでおくべきかと思ったので放置してましたが、

ただ、産むのは簡単なんですよ。

育てられない経済状態であるとか、子供の嫌いな性格でもないので、子供が生まれても、十分に育てる気持も、育てるだけの
経済状態もあるんですが、どこでそれをするか、がまず頭を過ぎる。



あまり良い表現が出来なくて申し訳ないんですが、「みちるとはるか」の場合ってなんというか元々「子供が欲しい」とかそういう
ことを前提には自分たちの間のその手の行為の一切を考えてはいない。
いないから無視とかなんとかではないのが性格ゆえなのですが、はっきりいえば、「それが可能かどうか」がはっきりしないし、
いや、「そうだったら楽しいだろうなぁ」くらいのことは考えたと思うんですけど、あからさまにそれを考えてどうこう、ということはな
かったのですよ;

だって、それ(子供)が出来るのか出来ないのか、それをどこではっきりさせるんだ?というほんとに変な問題がありますからね;
はるかの場合;;

ただ、そう思いつつも真面目なだけに、無駄な位考えたり悩み込むタイプのはるかが相手なもんだから、みちるとしては、なんだ
かそんなことで深刻に悩んでいるらしいはるかが可哀想すぎる感じで(最初のうちでこれには十分懲りていたみちるさんだっ
た。)あまり追求せずに、それなりに流しつつ、したくないなら無理強いはしない。
そういうスタンスで付き合っていたんですよ;それゆえに、みちるさん。

でもそれは結局、なんだかこれもうまく言えない部分なんですが、はるかってこう自分のことは無視して、みちるを一番に考え
て、そこに自分一番良い形であればな、と思う人なので、自分がいいとかなんとかではなくて、無理矢理にでも自分を相手に
合わせようとするんですよね;どうも;(それがこう、みちるには重いとは思わないけど、痛かったのね;)

傍にいるにはどうしようか?
傍にいることで迷惑掛けないためにはどうしたらいいだろうか?

自分のことを例えば受け入れることが出来るようになったとしても、それで自分が異端ではないとまで思えない人なので。

そうしてこの読みの深さが半端じゃないはるかの、「え?そこまで考えないでも;」とかいう部分にまで至る神経の使い方に、案
外根っ子はのほほんとしたみちるは結構びっくりびっくりなことが多かったんですけどね;だもんで;
でも、そこはそれ、(付き合いだした最初の頃;)は性格的にはるかの方がある意味大人だったんだからしかたないんですよ;
(みちるはそうじゃないから、どっかこうストップなく突っ走って行く感じ;)



説明長かった;そして下手だな説明が;


まぁ、でもそういう感じなので、みちる、はるかの言うことに乗っかっていると実は相当安全なのだ。
気分良く、あちらこちらへ引っ張っていってもくれます。(人生において)
ついでにいえば、みちるがいないと駄目な人かもしれないが、みちるがいればどうにか這い上がってくる人なので、弱そうで強い
人です、はるかは。

それが分っているので、みちる、はるかの言うことは実際には殆ど逆らうことはない。
自分のことを一番考えてくれている人が誰で、誰についていくのが自分のベストで幸せかを知っているから、はるかがこうだ、と
いえばそれは殆どみちるの中では「そうか」ということになる。

でも、それで多分正解。


ただ、まゆりのことは、言ってしまえばそこから外れた部分。

ほんのちょっと隙をついて、みちるが自分で選んだらイレギュラーな事件が起きちゃった、そんな感じ……

別に、なにか特別変なことしてたとかじゃないんですよ、念の為(苦笑)


でも、明らかに二人の間でだけ分る瞬間みたいな隙があって、起こってしまった。


さぁどうするみちるちゃん!


ある意味、一世一代の大事件です。


それで……もう(その頃だと早々見ないくらい)どうにもこうにもおかしいみちるに、つい突っ込んでしまったのがせつな……
だったんだが……(ほら、なんというかその頃は、はるかも家に早々いない仕事だったしね;)

でもまさかね、そういうことになってるとは思わないじゃないですか;(これ、相談相手にほたる様は大変不適切です;)

とりあえず人生経験は自分の方が長いんだけど;;;
いかんせん目の前の人たち、普通に答えるわけにもいかんので;;


でも、普通に答えるしか、ないんだろうなぁ…………


難しいです。


って私は誰やねん



とは言っても、腹据えちゃったらみちるさんです;
前後不覚にはならないわ!程度は考えるでしょうが猪突猛進タイプなので;;;

ひどく悩んでも前にはなんだか進んで行く人です;


大変なのは、むしろ周りだ;


と、いうと明るいようですけれど……

こればっかりはそういうわけにもいかなかったのだなこれがどうも。



なんというか


どうい時でもどうにかこうにかどうにか出来る人なんですけど

それは自分がいわゆる健康体なら、とかいう奴なので、それができなきゃなんというか結構………普通かもしれない;



元々(これは私の解釈ですが)子供は産めないように(この人たちって)出来ているんだと思うので、基本的にはなくて普通なこ
となのを、無理矢理産もう、とかしているに等しい状態なので、そもそものリスクがでかいので、外見的に、単純そうに「なんだか
大変そうだね」と例えば医者が言ったとしても、それはあくまでも現代医学的所見なので、そういう常識が根本的に、途中から通
用しない人たちだから、多分本人たちには、もっとこれって大変だな、とかいう感覚で捉えてたんですよね。


ただ、そこで途中下車出来ないみちるの意地というか、根性というか、執念というか……いえ、恨みはないんですけども;

それまでの時点ですでに、はるかに対してとか、近しい人に対してとか、仕事のこととかもう果てしなく自分のことで迷惑掛けて
いる人の多さを知っていて、なのにそれをしようとしている以上、絶対最後まで曲げない、とかいうなんというかこう……良い意味
での気合いがあったりなんだりだったんですけどね……ようするに、みちるの場合。


ほたるはともかく、見てるはるかやせつなには性格的にめっさしんどい数ヶ月、だったわけですよ;;ようは;


けどみちるさん、極めて母っぽく根性座った人です……

産むと決めたら絶対に産む


そういう感じ?;(普通じゃないほどひどい体調の妊婦ですけど;この場合;>なんか書いてて大変生々しいですけど;)



はるかとせつな、繊細ですが表面的にはめちゃめちゃ精神年齢高いので、冷静に対応している感じなんですけど……


なにかこう、はるかに至ってはみちるとは違った方向に据わってきちゃった感がなかったりありありだったり……


な、状況で



「止めよう」



仕事……やめちゃったよな……


普通逆だろう;


とは思うんですけど……そういえば……(今、これ書きながらそうだ、逆だ、と気付いた;実は;;;)


でも、なんかこう、色々据わって来ちゃったので、とにかく……うまく言い切れないんだが分りやすく言えば、普通一般的にいえ
ば女の立場にある人が思うことなんだろうけど「家庭に入ろう」そういう感じ……かなぁ……



とにかく、今あるすべてを捨てて、今守るべき全てのものを守ろうと思ったら、まず自分はそれを……することだろう……と……


いうのが案外一番正しい言い方だろうか?


とにかく、出来うる限り(さっきの話に繋がるんだけど)多分自分の一切を切り捨てる……つもりだったんだと思う。(なにか他人
な言い方だけど、いくら私のうちから出ているとしても、あるところからは一個人なので、私もあとから知ることは多いのだよ。)


そうじゃないと、自分では守りきれないものが多すぎると思ったのね、はるかは。

これ、もう少し前の部分で書くべきだったのかもしれないけど……

あまり、表だって書かないほうがいいかとも思ったんで書けなかったんだけど、

みちるの中でまゆりのことは、自分だけでどうにか出来るものならしよう、と思っていた部分が結構かなりあるのです。

自分が、世間に今の自分の状態がばれてどうこう言われることは、もう産もうと思った時点で覚悟の上なんでしょうけど、ただ、
自分だけがそうであることは無視するだけだと割りきってしまえるけど、

それに向かっていくのが自分だけだとしたら絶対、はるかってそれを無視出来ない人なのを知っていたのがみちるには一番悩
みどこだったので、

究極の荒技として当初みちる、もう全然関係ない人の子………くらいのこと言ってのける覚悟くらいはして……いたんですけ
ど無理でした;(みちるか?;私は;いえでもまぁ気にせず;)



というか、本気でそのつもりだったんですけど、どう考えても無理でした;
他の人にはそれで通るかもしれないんですけど;


せつなとほたると、なによりはるかにそれが通用するはずもなく;

ほたるだったら「あほだね」ですんじゃんですけどこれがせつなだと自分のことみたいに悩んでくれちゃうしのだよ;性格上;



んではるかの場合は………


一気に色々据わって来ちゃったんで勝手にぼこすか捨てだした……模様です……


みちるの意見一切この場合通りません。

根本的に頑固なので、一切聞く耳もたないし、一切相談などしたりしません;>はるかそういう人です。


みちるが知らない間にどんどん(いろんなことを)止める方向に一人動き出していたし(これ、まわりの人間も気付かずに;ですの
よ;)気が付いたら、そのまま自分のことまで家族(ほんとのね)に話してるはるかに、どちらかといえばみちる、呆然としていたと
いうか、なんというか……まぁでも実情はそんな感じ。


ようするに、子供ちゃんと産むことだけ考えてなさい、とかいう環境に持っていかれて、気が付いたら、自分(とまゆり)のちょっと
それまでとは違う場所が出来ていた……というのが、まゆりが産まれる前の様子。



みちるが、まゆりにここまでの事情をきちんと言えないでも、それでもまゆりにはるかのことを悪く言うのだけは絶対に駄目、とか
言い切っていたのも結局は、みちるが、みちる自身の仕事上どうしようもなく受けざるおえなかった気苦労(これはさすがにどうに
も出来なかったが、これくらいでどうにかなるとは思っていなかったので、そこまではさすがに手が出し切れなかったはるかさん
だった(なにしろ自分も、仕事のことでは大変だったので;))以外のすべてをまゆりが産まれる前に片付けておいてくれた人に、
そんなこというのだけは人として駄目、というのが……みちるだったんですが……



みちるは、みちるなりに、嬉しい半面胃が痛かった……わけだ……


あぁ、とんでもなく無茶をさせてる……


でも、多分みちるは知らないのね、別にそれをはるかも勢いだけでしていたわけじゃないんだってことをね;


そうは思っていなかったのは当然だけど、でも、みちるに対して一切怒ったり、落ち込んだり、迷ったりしている姿は見せない状
態のいっそなんだろう?清々しいくらいに、動いている感じのはるかだったから、多分殆どの人が裏の顔はしらなくって、だから
……大事に付き合っていたお仕事関係の人ともこじれちゃたのね……実は……そのことで。


あまりにも、すっきりとやりまくるので……


こいつはいままでどういうつもりでいたんだ? となった。


ただ、やっぱりかなただけは(当時正体ばれてないんだが;)やっぱりどっかでそうじゃない部分を見ちゃうので……(それはも
う、なんというか、そういうシーンに出くわす運命なんだな;)


「お前は一体、一人でなにを無茶なことをしているんだ?」


そう、なるんだけど……


でも、当時のかなたに他の家族以上の突っ込みがいれられるはずもなかった……のだね。(だからあとで死ぬほど切れたのだ
が;かなたくん;;)


多分、このあたりから、いろんな人間関係が違う流れになっていて、本編でせつなが言っていたことで多分誰も気にしないだろう
部分に「自分(=せつな)に対するみちるが変ってしまった」とかいうがあったんですが……(こういうのをちと言いたかった、らし
い、私は)


結局、みちるもずっとずっとずっと我慢しまくっていた部分があったのですね。

はるかがなんにも言わないし、はるかは自分の為に動いてくれているし、それを止める術はないし、止めた場合の自分は見えな
い。

逃げることも出来ないし、支えることも出来ないから、多分自分が今一番しなければいけないことは、はるかの努力のすべてを
無駄にしないこと(=ちゃんと子供を産むこと)しかないんだって思い続けてのうんヶ月って奴だったんですね……


結構しんどい……


自分が身動き出来ないってことのいらいらを多分人生で一番感じていた時期。(流産とかしそうな人はとにかく動くなと言われま
すし;)


とにかく、なにがいやでも苦しくても弱音が一切吐けない。


目の前にもっと無茶をしている人がいるから、自分も負けていられない。


なんだか競争ですね;こうなると;


ただ、ここで割をくってしまったのがせつな;


とにかく二人揃ってお互いの前ではめげない。挫けない、妥協しない。

内面と表面がばらばらだから、これはどっかで書いたろうか?;
みちるが具合悪くなると、余波でぶっ倒れる(みちるの前ではしないんだが;)はるかの相手がなにしろせつなしか出来なかった
上に;とにかく悪いことにはるかの場合、ある意味倒れ慣れているので、少々無理がたたって倒れても、そこが病院でも根性で
立ち上がっちゃうタイプなので;;
せつながいないと倒れもしないだよあの人は;大分、馬鹿です;
(ちなみに当時、かなたの手はないしな;最悪;)

意地の張り合いに付き合っているせつな、しまいにゃ自分まで変になりそうですがやっぱりここにかなたの手はない;


もうどうにでもなってくださいといわんばかり;


多分、ほたるが三食きっちり食ってる家庭で、そうは出来ない大人が二人と入院ばっかの人が一人


そういう感じの三王家の半年、とかそんな感じ。


いえ、ほたる様も適時現われては声くらい掛けますが……


当時のほたるの立場は一応、子供なので。>要するに守るものとされていたので、動くと大人がそっちに走りたがるわけだ



でも………なにしろ敵は妊娠だったり出産だったりなので、どうやっても終りがくるんですよ。時間が経てば。どういう形であれ。



だから、時期がくれば子供は当然産まれるんですけど……

さすがに我慢が切れたのか、産まれた瞬間ば〜っとみちるが、せつなに切れた。(いえ、泣き出した、か;)


ただ、ここでみちる、とにかく躯は元気になったし軽いんだが、本気でせつなとはるかに頭が上がらなくなったらしい。



しっかりしないといけない


と、更に上に向かって行っちゃったみちるさん、とりあえずせつな……なんというのかな……頼って貰えなく……なった。

ちょっと寂しかった……かもしれない……


みちるは単に、自分がちゃんとしないと、せつなに迷惑だ、だったんだけど、せつなにしてみたら、別に無事にすめばそれでいい
んだけどな……だったんだけど……どうも、うまくいかないらしい……難しい;

代わりにほたるがよくみちるに付き合うようになった。>ほたる、ここから大人の仲間入りって奴です。

はるかやせつなは所詮、突っ込める性格にはないんだけど、ほたるはそこで突っ込むから、みちるにしてみると、悪いところは悪
いんだと言いながら傍にいてくれるほたるの方が、自分が賢くなるには必要に思えた……のかもしれない。
はるかやせつなの傍は優しいんだけど、でも、優しすぎるから、それじゃぁ駄目って……感じなのかな……難しいですね。人間
関係;



で、そのうちはるか倒れる。


どう考えても一年分の無理。
安心したのもあるだろうし、振り返ったらなにもなくなっていたこともあると思う。

言うことまでは出来た、自分のこと色々。


でも……言ったら居場所がなくなった。
のかもしれない。


まゆりを見ちゃうと後悔とかはないんだけど、ただミレニアムが何時建つとかも分らないその時点のはるかに、一年先の自分も
考えることは無理だったろうし、なんにせよ、あちこち疲れすぎていた。

好い加減かなたも気付くころだけど、やっぱり……そうそう手が出ないし、(家族としては行き過ぎた気持や好意は)受け取って
ももらえない……


結局とことんまで追い詰められてどうにも無理がたたって、でも、無理をするからみちるも止められなかったはるかを受け止めた
のが、最終的には正体を明かしたかなた。



かなた的にもかなり……切れてはいた……


じゃなきゃ、せつなに手なんか絶対に出さない;
あれはそういう性格。

気を悪くはしないでほしいんだけど、正体ばらしたら、めちゃめちゃ拒否されたので(はるか的にも相当パニックだったので;)か
なた、多分生きてけない、位まで一気に落とされたときに、そこにいたのが(はるかが唯一一緒にいても平気だった)せつなだっ
たので……


「助けて下さい」

そういったかはともかく、そこに救いを求めるしか、多分かなたにはなくって……いなかったらきっと、そのまま死んでたんじゃな
いかと……思うんですよね;私は;


生きる意味から存在否定されちゃったんですからね、なにしろ;


でも、勢いでやっちまったが(おい;)冷静に考えたら空恐ろしいことしてたわけですよ自分……

死んでお詫びを……


死ぬ死ぬうるさいでしょうけど(TT)


それしかなかったんですよ;その時のかなた;
あれはそういう性格なんです……


そこで、はるかから電話がなかったらね(随分具体的ですけど;)真面目に、せつな一人でどうにかできたのやらなんなのやら…




でも、せつな的に「この人はるかのものだわ」とこの段階で痛感。

はるかが死ねといえば死ぬだろう人なので、はるかが生きろと言えば生き抜く人なので……この人誰のものにもならないんだ。

最初から自覚



未だにそう思ってます。


自分が悪いんだよ、かな……


いや、間が悪かったんだよね。


でも、その間がなきゃ告れなかったよ;



みちるはぼちぼちその頃には復活してます。
周りを冷静に見ることも、できるようになってます。

一歩引くこともここではっきりと覚えます。


言い方を変えれば、はるかを支えるのが自分ではない方が良い時間もあるのだと……そういうことかもしれませんが……


ただ、自分がでしゃばるとはるかは簡単に壊れます。

自分が害をなすのなら、自分だっていない方がいいと思える人なので……でも、思っているだけじゃなくはっきり体調でそれをさ
れたら、もうなにも出来ないじゃないですか……



静観


とにかく、家庭とまゆりを守ること、それが今の自分のすべきこと。


この頃、みちるとかなたの間に、暗黙の協定が出来たんだと思う……

二人、方向性は果てしなく似ている。

「はるかを守ること」


これが究極原理

せつな、狭間で宙ぶらりん。


けど多分間違いなく、この頃、せつなってかなたとはるかの間にある楽さを覚えたのだと思う。


基本的なオーラが似ている。
だから、溶け込みやすいのかな……


でもね。

かなたとはるかの間がとても堅固な絆で出来てるから、間に入るのは結構大変。

まして、「あぁ自分はこの人(かなた)好きだな」


と、思うともっとややこしい。


でも、そこら辺のせつなの気持は分っているので、はるかがなんとかかんとか二人にするつもりで動いてたのね。

ほっとくと、なんだかはるかが言うと変だけど、自分とみちるなら絶対相手を好きな気持って否定しないし(自分に対しても)止め
ないけど、この二人、どっちもやりそうでそれが見てていやだったんですよ;

まして、原因自分じゃぁたまらない


それが、天王星に行く前のはるか事情



で、そのあとが「Dearly」「紅霞」




それで、書いてない諸々(おいおい(^^;


いつも、どうしようか考えて「まぁいいや」ってしてしまうんだけど……


少し好い加減書きたい、かもしれない



せつなは……時空の扉に自分が立つことは、自分が、今の世界で今の自分で生き残れる唯一の方法である、ことを自覚してい
る。

立たない自分は、要らない存在だから、消えるしかないんだ……そう、思っていたから……(紅霞の辺り)

なんにも残さないで消えるつもりで(はるかの場合と似ているけれど)仕事もやめてしまった。

かなたとのことだけは未練がないといえば嘘だったけれど、でも……かなたにははるかがいると思っているから、かなたのこと
は安心だった。

みちるやほたるやはるかのことも、勿論自分がいなくても大丈夫だろう……と、思っていて……


ただ、自分だけがちょっとだけ未練を抱えてしまったわけで……

だから……諦めて生きていた部分の多かったせつなの第二の人生に未練が出来ちゃったことを見透かしちゃったプルート様が
……まぁ、ご自分の事情もありくれたのが今の人生……




でも、生きていられるだけで、今のような生活が出来るとは実はこれっぱかも考えていない人だったのね……



多分せつなにせよ、かなたにせよ、生きていたそれまでの人生は、常に誰かの為に、生かされている人生で、かなたに至って
はそれ以外の生き方を知らないくらいの勢いで生きていたんだけど、その生き方が似すぎている。
とにかく相手の抱えている物が全部自分の投影でもある。
だから、相手の痛さとか悲しさとかが分りやすい。


一度くっついてしまうと、相手を早々失えない気になる……


けど、せつなの性格がそれをどこかで最後までやれなくさせていてだから……


何度と無く別れなきゃ別れなきゃって思ってたけど無理だったのが「Dearly」であり「紅霞」なんだけど……ここまでくると少しは、
開きなおれるからちょっとだけ楽しむことを覚える



けど、ほんの少しだけ
ほんの少しの期間だけ……(具体的には1週間くらいかと;)


ミレニアムが建って、時空の扉の門戸が開けば、せつなはそこに呼ばれるから行ってしまいます。


実はここでいったん別れることになるんです……



誰も、どこの時点か分らないのでここではこっそり言えば、その頃のかなたが、まゆりが子供ながらにどうしても忘れられなかっ
というたかなたがいた時代……


はるかが天王星に去り、せつなが時空の扉に籠もる

自分が生きていく上にでどうしても必要不可欠な者二人が一気にいない状態で、どうして生きていけばいいかといったら……



なんでしょうね……



ただ、どの人にとってもこの頃まゆりがいたことは、誰にとっても無条件で守らないといけない=だから頑張らないと、という意味
でとても大きくって、だからみんな、まゆりのことはやたらに可愛いのだ。


大人じゃないから、とにかくこちらは与えるだけ。
大人じゃないから、素直に笑うし、素直に答える。


一番癒されているのは、結局は疲れ切っていた大人達。

誰もが自分の一番大事な人を欠いている精神状態の時に、まゆりは、よくも悪くも誰もが共通して抱きしめられた存在。
こちらの都合は見えないし、分らないから、かえって気楽……素で逢える……


で……結局そんなかなたがいた向こうの方の時空の扉で、やっぱりめちゃめちゃ無理していたのがせつな。


とにかくこの人真面目なんで、いくらでも仕事はする。

自分がここに慣れないことにもすぐに気付いてしまった、でも、やらなきゃ自分の生きている意味なんかない。



生きていればいつかは、どこかで逢えるかもしれない。


でも、負けたら、それでおしまい。


せつなの場合は、いつでも先のない自分との戦いだから、この人の死ぬことの意味は他とは違うの。



結局、カロンちゃんがたまらなくなってきた……というのが、今の時空の扉の在り方の発端なんですね、だから。(ちと意外だっ
たと言われるんだが;)


せつなは一切文句は言わない。
素直だし真面目なのは、元々あのウラヌス様の血を引いてるはるか以上にそう。


なんにも持たずにこっちに来てしまったけど、でもほんとの最後にあったのがかなたで、そこでまぁ色々あっただんけど、その辺
を知ってるカロンちゃんとしては、これではこの人のためにならないよ……って結局付き星なんですよね、

仕事させるばかりが仕事じゃない。


でも、せつなは自分で逢いたとはいわないし、帰りたいとも言わない。


結論的に今と同じで、外に向かってかなたをこちらに招いたのはカロンちゃん……



ここで究極余談


誰も突っ込まないので


そんなわけなのでこの二人、実はほんとに不幸な話なんですけど、「恋人」としてミレニアム以前の時代をほとんと自分たちの為
に費やしたことが殆どないのですよ;
なので、実はそれこそ、誕生日も、その関係の間に過したことがないのね……

せめてね、年明けならよかったんですけど(^^);生憎と後半なのでね;;二人のBD;
特に最初の時のかなたのBDなんかせつなそこにいなくって……ね……


いないのに、プレゼントだけ届くのとかっていっそ反則ですよね……(それがさっきのまゆりの覚えてたとか言うシーンのもそっと
突っ込んだ説明。誰もそうはとらないし、それがなんだったかもずっと前に言ったけど、多分誰もつなげて考えないだろうと思うの
で、お時間る方はどうぞ探してみてください。こたえはそんなに遠くにはない。)


まぁでも、そんなこんなで再会。


以後は今の通り。



だからね、いいたいのは、なんだかせつな、かなたには我が儘だよね、とか最近全開でいちゃいちゃだよな、とか、せつ
なって変ったよね、とか色々あるんだけど



それは全部この辺の経緯があるからです;

死ぬんだ、消えるんだ、もう生きていられないんだ

それがずっとずっとあるし、今もそれがいつだろうと考えるとなんとなく不安

だからせつなは眠れない。

はるかなら、逃避で眠ることができるんだけど(ウラヌス属論法)せつなは違うのね。
意識をなくすことが本当に苦手な人。

誰かが一緒だったり、特にかなたがいれば、変な言葉になるけれど、自分が死んでもいなくなってもすぐに分って貰えるけれど、
一人で寝てたらそれができないのがいやなの、というのがすでに習慣になっているのね;


あとかなたとのことは、ほんとに最初にたたかれまくったのがいつまでも傷になってるのね。(同:かなたもまぁそう;)


何度と無く別れることを考えて、実際それもして、みちるやはるかと違って、もうこれっきりと思っているからどうしても……傍にい
たがる。

ただ、かなたは幸いなことにそういう性格はよく分っているし、自分もせつなに対してだけは、それに限りなく近いから、あまりそ
のことが負担にはならないのね……


良い相性です。


みちるが、せつなの居場所はどこだろう?と思うほどに地に足の着いていない感じのせつなだけれど、でも、なにもなくてもかな
たがいれば、概ねそこが安住の地になる人です。

布団が変らなきゃどこでも寝れる子なのね(笑)


ただここで、それだとせつな弱くなっちゃうんじゃんないの?とふと心配に思うんですが、最近ちょっと違うのです;


死ぬことは辛い、でも死ぬことは怖くない、それは変らないのですが、何度と無くあれこれある間に、一個気が付いたんですね。


死ねばこの運命が変るかもしれない。


まゆりをみていて「子供がほしい」例えばそう思うせつながいて、
それを「怖いからやめてくれ」、と答えるかなたがいたとする


でも、二人の会話はここでは実は終わらない。


今はだめだ。=今でなければいいかもしれない。


かなたとしてはずっとそう言いたい(子供はいかんということ)くらいなんだけど、冷静に考えれば逃げ道があるかもしれない。

せつなはほんとのプルートじゃない。

ならば本当のプルートのいる世界に生まれ変われれば、とりあえずそのせつなはただの人だ。


これが逃げ道。


かなたは変ることのない運命を背負っているけれど、あくまでも付き星です。
かなた以外の現在の知りうる付き星のような生き方だってできるわけです……


でも、ただの人とは多分出来ない……(無理です。チタニアだけは無理です;)

けど、この人となら、できそうだ


それがせつな

もうこの二人、私の預かりしらないところで究極の世界になんだかいつの間にかなっていた。


何時の間にそういうことになってたんでしょうか?;私も知らないです;;;


だってせつな、5年前ならいない人だったんだもん……




と、言う分けなのでかなたもせつなも、お互いがネックにならない前向きな考えを推奨中;
   >無理でも無茶でもそうすることにしました。

ただこれも、少し前の話と矛盾しますが;日常はそうでも、戦場では通らない事もあるので、これははるかやみちるにも共通する
ことなのですが、「戦いの中で死ぬことは仕方のないこと」そう割りきっていたりします。


それ以外では断固許さない感じですが、そこだけはもう仕方がないと思える精神構造です。

ただ、そのことが相手をひきづることになってはいけないので結構常から割りきるようにどっかで暗黙の了解はあるんだと、思う
のですよ。



でもね、はるかやせつなはきっぱりした人なので;「いなけりゃ死ぬ」とか平気で思ってそうであれなんですけど;
逆にみちるやかなたは「いるから死なないように」タイプ;


でも、なんだか逆にいやな相手かもしれないよね;
「死なせてくれてありがとう」
くらい言いそうな人相手と戦う乗って;;;

ある意味怖いです;

しかもにっこり綺麗に微笑んでくれますんで;;;

だいぶか怖い方達です;



でも、サターンやプルートの「生」を持つと特に、とてつもなく長いのでそう思うしそう思っていることが相手には怖いのではない
か、と私はそんな風に思うのですが……

変か?変か?




いやその前に、こんなもん真面目にかいてることが変だな;すまん、変な奴で;


おしまい


文章壊れてます;すみません;




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